「おかあさんとあたし」

15年前に買った本。
本屋さんで立ち読みして、イラストとおはなしが気にいって、息子たちと一緒に読みたいと思って買った本。
何気ない日常のひとコマが綴られています。
自分が母の立場で息子たちに読んでいたのに、気がつくと、自分の幼い頃を思い出し、おかあさんとの時間を思い出しながら涙が溢れてきました。
おんぶのヒモがきつかったこと。
抱き上げられる時の脇が痛かったこと。
抱っこされて手を洗うとき、ぎゅっと圧迫されるおなか。
おかあさんに頭を洗ってもらうとき、目をつぶってがまんしたこと・・・

あったあった。そんなこと。
扇風機の前で「お~か~あ~さ~ん」と震える声が楽しくて、声を出したこと。
布団の上にうつぶせになって「いいにおい」って嗅いだこと。
掃除機の先をほっぺにあてて、シュポッとしてもらって、ほっぺが赤くなったこと・・・
掃除機をかけるおかあさんに怒られながら、掃除機の上に乗ってひっぱってもらったこと・・・

この本を読みながら、おかあさんと過ごした遠い記憶を思いだしながら、涙があふれ出てきました。
この本を買ったとき、私の長男は6歳、次男が5歳、三男は1歳。
私がおかあさんにしていたことと同じことを目の前の息子たちがしていた。
毎日の何気ない日常がとても愛おしく、大切な時間に思えてきた。
今はずいぶん大きくなった息子たち。
もう、掃除機の上に乗ることもなくなった。
掃除機のシュポッもして欲しいということはなくなった。
浴槽のふちからダイブして飛び込みの練習をすることもなくなった。(これで浴槽が割れて、おふろまるごとリフォームしたんですにひひ
台所に立つ私の足の上に乗って、一緒に動いたこと。
私の膝にちょこんと乗って、ぎゅーっとしてきた小さい手。まだ今でもその手の感触を覚えている。
息子たちの小さい頃の思い出。
おかあさん、ねえ おかあさん、たら おかあさん
今日、本屋さんに行くと、このシリーズが何冊か増えておいてあったんです。
それで、、懐かしくて、本棚から引っ張り出して、久しぶりに読んでみました。
何気ない日常に、宝物がいっぱいつまっています。
おすすめの本です。
「おかあさんとあたし」
著者:ムラマツエリコ・なかがわみどり
発行:大和書房

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