タッチケアレッスンに来てくれた6ヶ月の赤ちゃん。
今回は2回目の参加でした。
満面の笑顔を見せてくれたAくんでした。
ごきげんななめだったAくん
先月、お会いした時のAくんは、ご機嫌ななめで・・・
ママにお話を伺うと、おうちでも機嫌が悪く泣いていることが多いようでした
湿疹がひどく、特にお顔や頭、首は真っ赤でした。
診察もしてもらってて、お薬も使っておられます。
痒みが強そうです。
ママはお薬を塗りながら、そこを冷やして、湿疹の部分をシャカシャカと素早く撫でています。
そうすると痒みが楽になるのか、赤ちゃんが少し落ち着いていました。
でも、そうしてないとご機嫌ななめ
赤ちゃんの皮膚に触るのは、薬を塗る時と、機嫌が悪い時にシャカシャカと素早く撫でる時だけ、だそうです。
湿疹が強く見られる赤ちゃんには、そういうことがよく起こります。
お薬を塗るだけでも、かなりの時間がかかるもんね。
そして赤ちゃんの機嫌はどんどん悪くなり、出来るだけ、お薬以外では触らないでおきたいって気持ちにもなります。
もっと触れてあげたい
でも…
違う場面でも、もっと触れてあげたいのです。
そこで、ママにお伝えしました。
お薬を塗る時だけでなく、塗ったあと、ゆっくりと包むように撫でてみてくださいって。
ご機嫌な時も、そうでない時も、同じようにゆっくりとママの手のひらをぴたーっと赤ちゃんのお肌にくっつけて、ゆっくり撫でます。
心臓から離れる方向で撫でます。
頭なら頭頂部から下に向かって、です。
そして、反り返りが強かったので、抱っこのしかたと、背中の緊張を緩めるために、あおむけだんごむしのポーズや、背中をゆっくりと撫でるタッチもお伝えしました。
そのレッスンの日から1ヶ月たった今回。
お肌があまりに綺麗でびっくりしました。
そして満面の笑顔のAくん
ママが、先月から、タッチケアを積極的におうちで取り入れてくれたそうです。
お薬の使い方は変わってないけど、こんなに綺麗になって、ご機嫌になりましたとママがびっくりされていました
お薬を塗る目的ではなく、ゆっくり触れて、
「気持ちいいな」と
ママも赤ちゃんも感じる時間をたくさん作りたいのです。
そうすると、それだけで、なぜかいい状態になることが多いのです。
不思議ですね
ゆっくりと撫でるように
お薬を塗る時も、できるなら、素早く塗るのではなく
ゆっくりと撫でるように
ママのお顔は口角を上げて
せっかくお肌に触れる時間
「〇〇ちゃんぬーりぬり可愛い可愛い〇〇ちゃん」と言いながら塗ってみてください。
お薬を塗るたびに赤ちゃんに泣かれていたママは、とにかく早く塗りたくなってくることでしょう。
でも、せっかくお肌に触れる時間ですもん。
その時間も大切にしたいです。
湿疹が強い赤ちゃんがいるママは、上記のことをすべて初めからするのは難しいと思います。
できるところから、少しだけでもいいので、できそうなことを取り入れてみてくださいね。
今日のAくんは、タッチケアのレッスンのあと、足をなめなめすることができるようになっていました。
右への寝返りにも挑戦していました。
他のお友達の姿をじーっと見ていたので、刺激を受けたかな(^^)/
タッチケアで動きやすくなったのかな
タッチケア動画の紹介
ぴったんこのタッチ
一番優しいタッチケアの「ぴったんこのタッチ」 生まれてすぐからでも安心してできます。
赤ちゃんに好きなところを聴いてタッチしてあげるといいですね。
生後早期の時期や小さく生まれてきた赤ちゃんはお顔や胸、手は最後にしてあげると、タッチしやすいかもしれません。
向き癖のケアとお顔遊び
新生児からできる向き癖へのケアとお顔遊びです
向き癖は授乳や
口腔に関係すること
視機能、運動機能などにも
大きく関わってきます。
早期の赤ちゃんと
安全に安心して遊びながらできる
ケア方法をお伝えしています。
あおむけだんごむし
反り返りが強い赤ちゃん
横抱きが苦手な赤ちゃん
眠りが浅い赤ちゃん
おっぱいを浅くくわえてしまう赤ちゃん
足を突っ張りやすい赤ちゃんに
特におすすめのタッチです