11ヶ月のAちゃんのレッスン。
初めてレッスンにこられたのはAちゃんが3ヶ月の時です。
Aちゃんはダウン症の赤ちゃんで唇裂口蓋裂、心疾患があります。
おくちからミルクがうまく飲めなくて2ヶ月ほど入院されていて、この教室は退院してすぐに来てくださいました。
初めて来られたときは、まだおくちの手術をしていなくて、哺乳改善等の目的で樹脂で作った入れ歯のようなものをおくちにいれてミルクを飲んでいました。

入院が長くなり、処置等で嫌なタッチを受けていると、身体に触られることが不安になる赤ちゃんが多いのですがAちゃんは、ママによく抱っこをしてもらっていて気持ちのいいタッチを受けていたので、初回のマッサージから受け入れOKでした。

そしてAちゃんが4ヶ月になる前に唇裂の手術をされました。
しばらくはおくちの上にテープがある状態でおくちの周りは触れない状態。
でも出来るところをマッサージ。Aちゃんはとても穏やかにマッサージを受けてくれていました。

そんなAちゃんは11ヶ月になりました。
ダウン症があるので発達はゆっくりです。
今日は3ヶ月ぶりのレッスンで、ママはAちゃんの発達を3か月前と身体の動きはあまり変わってないかなあ・・・でも情緒面は発達してきたのがよくわかるとお話されていました。
ほんとほんと音譜Aちゃんはとっても甘えん坊ちゃんになってる。人見知りもしてて、私をみると不安そう。
おうちでもママとパパしかダメなんだって。おじいちゃん、おばあちゃんも、そして療育施設の人にもダメなんだって。
だから、今日は・・・私。Aちゃんにゆっくり近づいたよ。しばらくはママといっぱいお話して、そしてAちゃんがそれを見て、安心してるような表情になってからAちゃんのそばに行くようにしました。
ちゃんとAちゃんの気持ちを考えながら、やっていくと、私をみるAちゃんの顔が変わっていくんだ。
他の人には見せたことのないという笑顔を、今日はいっぱい見せてくれたよ。
運動面・・・あまり変わってないってママは言ったけど。前に会った時はまだ腹ばいの姿勢で、しっかり手をついて身体をささえることができなかったけど、今日は腹ばいで、自分が行きたいところに動くことができているんだ。まだ前には進まないけどね。
ゆっくりだけど、着実に前に進んでいるんだよ。

私に向けてこんなに可愛い笑顔を見せてくれました。
おばあちゃんたち、この笑顔をみると、ヤキモチやくかなあにひひ

Aちゃんママは、同じような状況のおこさまをもつママとお話したいなあとおっしゃっておられます。
お話してみたい、情報交換してみたいと思われるかたはハートノートまでお知らせください。

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