5歳のAくんのタッチケアのレッスン、今日は4回目のレッスンです。
Aくんは「水無脳症」をもつ男の子です。(病名の掲載に関しては、同じような状態のおこさまを育てているかたの励みになったら・・・という思いで、ご家族の方が掲載を了承してくださいました)
ママは毎日Aくんにマッサージをしています。
マッサージを始めるまでは、下剤や浣腸で排便を促していたのですが、マッサージを始めてから、自然に排便があるようになり、全く下剤も浣腸も必要がなくなりました。
今日のマッサージ
足裏へのマッサージをしてみました。足裏に触られたり、床につけることは嫌がるAくん。とても力がはいってしまいます。
なので、他の部位でのマッサージに慣れるまで触るのはやめていました。でもずいぶんマッサージされることに慣れてきていたAくんだったので、今日は足裏に初めてマッサージをしてみました。
あたためのタッチをしたあと、指でじっくり触っていきます。ぎゅーっと力を入れることもなく、おだやかな表情で受けることができました。
「足の裏に触れたね」とママと感激して、ママがAくんの頭をなでなで。
ママはAくんが生まれた時から頭をよく撫でていたそうです。
「頭を撫でられるのは好きそうです」とママがおっしゃいます。
「そうかあ・・・Aくんは頭を撫でられるのが好きなんだー」と言いながら、インストラクターがAくんの頭を撫でてみました。
穏やかだったAくんの表情が変わります。唇にきゅっと力を入れて、緊張しているのがわかります。
Aくんは、ママのおててと、ママ以外のおててがわかるようです。
頭だけでなく、他の部位でも同じ。ママが触ったときと、インストラクターが触った時とでは、Aくんの表情が違うのです。
ママは「Aくん、わかるの?嬉しい」と言っておられました。
ママはタッチケアのレッスンで“Aくんの表情を豊かにさせたい”という願いをもっておられます。
Aくんの表情はとても豊かです。
(レッスンにあたっての写真・記事の掲載については、受講時、毎回のレッスン時に確認させていただいています。
許可があった親子さまのみ掲載させていただいています)
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先生、すごく心の優しくなるお話を聞かせていただきました。
ママの手
特別なママ
私たちにとって我が子が特別に愛おしくあるように、我が子にとっても本当に特別でダイスキなママ。
親子の愛って、きれいですね。いつまでもこのキモチ忘れたくないです。
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>otoharuさん
コメントありがとうございます。こんなにママと、他の人の手の違いがわかってるんだーとびっくりしてしまいました。親子の愛・・・深いですね。