1歳10ヶ月のAちゃんのタッチケア
Aちゃんはお口の手術をして入院中です
今日は病棟師長さんに了解を得て
タッチケアをするために
小児病棟に入らせてもらいました
Aちゃんは手術後
声を出していたのですが
数日後から、表情がなくなり
目を合わせようとしなくなり
声も出さなくてなっていました
泣くことすらしないのです
左手をパタパタと動かしているのだけど
声をかけても
ぼんやりしたまま
まだまだしんどいのでしょうね
そして、環境の変化もあり
Aちゃんは
ストレスも感じているのでしょう
ベットサイドに行き
声をかけてもいつものように
振り向いてくれることはありません
おめめをみても
見てくれません
担当看護師に伝えて
プレイルームに移動して
お歌を歌いながら
タッチをして
脚を動かしたり
おててを動かしたりしながら
遊びました
Aちゃんは、頭や顔に触れると
ひどく緊張します
やはり、お口の手術で
頭やお顔は敏感になってます
Aちゃんが受け入れてくれるところを
タッチしていると
表情が緩んできました
おめめが左側にいって動かなかったのに
動くようになりました
ママが声をかけると
ゆっくりと
ママのお顔を見るようになりました
キュッと結んでいたお口が緩んできました
そして、その後
処置をするために看護師の方が来られたのですが
その時に、久しぶりに泣いたのです
今まで
Aちゃんが泣くことに疲れていたママなのに
泣き声を聞くことができて
今日は嬉しかったのです
泣くことができないことは
泣くことより悲しいこと
大きな声で泣けるようになるといいね
そして大きな声で
今までのように笑えるといいね
もうすぐ退院。おうちに帰れるね
記事の掲載はご家族の
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