寝返りを始めたころ
仰向けからうつぶせになって
うつぶせからもとに戻れなくて
赤ちゃんが泣きます
そんな時
ママはどうしますか
すぐにあおむけに戻しますか
赤ちゃんと同じ目線になるように
ママもゴロンと寝て
赤ちゃんのお顔を見て
微笑みながら
しばらく待ってあげる
「がんばれがんばれ」と
声をかけて見守ってあげる
そうすると
赤ちゃんは泣き止んで
安心して
その安心の中で
寝返り返りに挑戦するかもしれません
そして何度も挑戦するうちに
できるようになることがあります
できたー
その時の赤ちゃんの表情は
自信に満ち溢れて
おめめの輝きがかわります
大丈夫
ぼくは(わたしは)できるんだと
思えます
それが次の挑戦につながります
手を出すことは簡単
でも
みまもることは
本当に忍耐がいることです
みまもること
子育てでは
ずっとずっとです
みまもって
みまもるだけではどうしようもなくて
手を貸してあげることが必要になることもあります
こどもが「助けて」と
言えることも大切なこと
でも
自分でやってみるから
こどもが思える気持ちをもつことも大切
それは
すでに赤ちゃんのときから
始まっているのです
急にこんな記事を書きたくなったのは
私の息子たちが成人し社会人になり
そして来年末っ子が二十歳になり
もう、手をだすことも
貸してあげることもできなくなったから
遠くから
ただただみまもることしかできないから
「あなたは大丈夫」と
伝えるしかできないから
ただただ
遠くから
気にかけることしかできないからかもしれません