離乳食始めたよ

6ヶ月のＡくんのレッスンです。
Ａくんはダウン症をもつ男の子です。

1ヶ月ぶりに会うＡくん、背が伸びて、からだもふっくらとしてきています。
「やっと体重が5キロを超えました」とママが言っておられました。

朝、起きてすぐが、母乳を飲みやすい時間で、一番たくさん飲んでくれるようです。
母乳とミルクの混合で、ミルクを飲む力が強くなってきたのがわかります。
飲む時間もだいぶ早くなりました。
心疾患もあり、経過観察中のＡくんですが、ミルクを飲む時の呼吸の荒さはやわらいでいます。

離乳食も始めました。
今は10倍粥です。小さめの、平たいスプーンで、少しずつ始めます。
下唇の上にスプーンをおいて、上唇がおりてくるのを待ちます。
なかなかおりなかったら、ママがＡくんのお口が閉じれるように、サポートします。

ダウン症の赤ちゃんは舌がでやすいので、食べさせるときについ舌の上に置いてしまうことがあります。
そしてうまく取り込めないので上顎に食べ物をつけてしまうようにスプーンを動かしてしまうことが多いのです。

そうならないように、ゆっくりと、少しずつ練習しました。
Ａくん、スプーンを見せると嬉しそうに笑います。
食べてる時も、ママの顔を見てはにこーっ。この笑顔がたまりません。

今日はお口まわり、そしてお口の中のマッサージもお伝えしました。
Ａくん、生後まもなくからずっと触ってもらっていたので、ご機嫌に受けてくれました。

おてて遊びもいっぱいしました。
終わると、「うえーん」と泣きます。
「もっと遊ぶの？」とママが言っておててを見せると、笑顔になります。
Ａくんはおてて遊びが大好き。何度も何度も催促されて、長い間おててで遊んでいました。