兵庫県立こども病院
GCU病棟でのタッチケアの日
赤ちゃんのタッチケアスペシャリストとして
月に2回定期的に伺っています
GCU(Growing Care Unit)は
NICU(新生児集中治療室)で治療を受け
低出生体重から脱した赤ちゃんや
急性期の状態から落ち着いてきた
赤ちゃんが入院しています
といっても
呼吸や循環動態が安定していなくて
負荷がかかると
すぐにしんどくなっちゃう赤ちゃんたちなのです
Aちゃん。術後の赤ちゃんです
泣いちゃうと酸素が少なくなって
しんどくなってしまいます
看護師さんから
「Aちゃんは準夜帯になると
不穏状態が強くなってて・・・」と
報告を受けました
Aちゃんを抱っこして向かい合わせになりました
「Aちゃん泣いちゃったね
夜になると寂しくなるのかな
Aちゃんのことみんな見ているよ
大丈夫だよ」と声をかけていると
泣き顔がおさまってきて
小さなおめめだったのが
大きくなってきます
「大きなおめめだね」と声をかけていると
「く〜ん。く〜ん。」と声を出します
キュッと結んでいたお口が大きく開き
笑い出しました
そばで見ていた
大学の学生さん(実習生)も
「笑ってる笑ってる」
「お話ししているのがわかってるみたい」
「おしゃべりしているみたい」と言います
そうですgable="false" height="24" src="https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png" width="24" class="emoji" referrerpolicy="no-referrer">
こんなに小さな赤ちゃんも
おしゃべりできるんですよ
実習生さんたちの楽しそうな反応を見るのも
私の楽しみの一つ
早かった呼吸もドキドキしていた心臓も
ゆったりと落ち着いてきています
落ち着いてきたところで
おなかのタッチ
お胸のタッチ
足のタッチをしました
実習生さんも一緒にしました
「Aちゃん。触るよー
いいですか」と声をかけてから
はじめます
こんなに小さくったって
ちゃんと教えてくれるんだから
ねっAちゃん
今晩はよーく眠れるといいなあ
Bちゃん
右を向いていることが多くて
看護師さんが
左側にも向くことができるように
体勢を整えようとするのですが
左にはなかなか向けません
Bちゃんの頭から首にかけて
力が入っています
触るとかたい
そこでBちゃんのおでこから背中まで
ゆっくりとなでなで
肩から手のひらまで
ゆっくりとにぎにぎ
そんなことをしていると
頭を左右にふりだしました
Bちゃんに「おててちょうだい」と言って
Bちゃんに見えるように
私の手を見せると
さっきまで上がりにくかった手が
随分と上がるようになったのです
この姿を見ていた実習生さん
またまた
「感動しますね」と
目を細めておられました
p>
Cちゃん
Cちゃんのおでこから頭に向けて
ママの手を
おいてもらいました
そして
その手の上に私の手を重ねて
ゆっくりゆっくりと動かしてみました
Cちゃんはゆっくりとした呼吸をしています
「気持ち良さそうですね」と
ママと一緒に笑いました
ポートライナーの南公園駅から
こども病院まで
こんな通路ができていました
雨に濡れることもなく快適です
記事の掲載は病院の
承諾を得ています
触れ合い遊び・手遊びCD好評発売中 あったかおやこのじかん |
レッスンの申込はこちらからでもOkです
HPはこちら
-id="14126450404" data-image-order="5">