たくさんのおこさまがハートノートに来てくれます。
ママから「男の子って甘えん坊なんですかはてなマーク」ということばをよくききます。
そんな気がするなあと私も思います。
男の子が甘えん坊になる理由には次のことがいわれています。
オキシトシンというホルモンの出方に違いがあるからなのかも・・・
オキシトシンというホルモンは出産前後の女性の身体の中で働きかけるホルモンとして陣痛の促進や母乳の分泌を促すホルモンとして知られていました。
私が30年ほど前に、母性看護学や解剖生理学で習ったときはオキシトシン=子宮収縮・乳汁分泌でした。
そして女性特有のホルモンとして覚えています。
でも今は男性からも分泌されるし、その効果は上記のものだけでなく愛情ホルモンとして知られるようになりました。
心がやすらぎ、幸福感や愛情が深まり、人とのきずなも強めてくれる物質なんです。
そのホルモンは、温かいスキンシップで作られて増えることがわかっています。
まさにマッサージなんですね。
マッサージでなくても抱っこでもオキシトシンは放出されますよ。
以下「幸せになる脳はだっこで育つ 山口創 廣済堂出版」より引用
オキシトシンの出方には男の子と女の子で違いがあります。じつは女の子はオキシトシンが出やすく、男の子は出にくいのです。
女の子はちょっと触れるだけでオキシトシンが出てくるのですが、男の子のほうは、たくさんスキンシップをしないとオキシトシンの分泌があまり増えません。
それには理由があります。違いが生じるのは男の子と女の子それぞれに大人と同じように、特有の性ホルモンが備わっているためです。
女性(女の子)に多い女性ホルモンのエストロゲンはオキシトシンの効果を倍増してくれます。
加えて、オキシトシンは出産・育児と深く関わる物質であることから、もともと女性の体はオキシトシンが出やすい仕組みになっています。
一方、男性(男の子)に多く分泌される男性ホルモンであるテストステロンは、オキシトシンのはたらきを抑制しています。そのため男性はオキシトシンが出にくく分泌量も少ないのです。
男の子のほうにべったりと甘えてくる甘えん坊が多いのは、少ないオキシトシンを増やそうとしているのかもしれませんね。

甘えん坊ちゃんの男の子ですが、それで大丈夫。
たくさん甘えん坊できたこどもは、大きくなると安心して外に飛び立てるようになりますからラブラブ
もちろん、女の子もいっしょ。赤ちゃん期は甘えながら、自分の中の安全基地を作っていくことが大事なんです。
レッスンの風景。男の赤ちゃんばかりの日でした。

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