やっと来れたね

今日から1歳3ヶ月のＡちゃんのタッチケアのレッスンがはじまりました。
Ａちゃんはダウン症をもつ女の子です。
ママは、Ａちゃんが生まれてまもなく、ハートノートの教室のことを知り、関心をもっていてくれました。
でも、Ａちゃんは呼吸状態が悪く、人工呼吸器をつけて、1ヶ月半の入院、そしてやっと落ち着いて教室に通えると思っていたら、今度は胆道や胆管、膵菅の具合が悪くなり手術をすることになりました。
手術が終わって、1ヶ月たち、やっと教室に来てくれることができました。

Ａちゃんとママとおばあちゃんと3人で2時間近くかかって、教室に来てくれました。

ママやおばあちゃんに遊んでもらってとーってもご機嫌なＡちゃんです。

Ａちゃんが生まれて、初めて退院した時は、触られのが苦手な様子もみられたそうですが、毎日、ママがＡちゃんにマッサージをしてたこともあり、今日のレッスンはとてもスムーズにすすみました。

お口もきゅっとしています。
「何かケアしていましたか？」とお聞きすると、おばあちゃんがずっとお口をさわり、舌がでていると、ひっこめるように促していたそうです。
毎日の積み重ねは大きいなあと実感しました。

このレッスンにママが望むことは、安らぎを与えたい、はいはいが上手にできるようになって欲しい、食べる力、話す力をのばしたい、肺機能や、胃腸機能を改善したい、手の力をつけたい・・・ということでした。

Ａちゃんは寝返りをして、腹ばいで過ごします。前に進もうと頑張っています。

今日は、まずリラックスできる体操、腹ばいでおててが交互にでるための体操やタッチ、そしておててと胸、背中へのアプローチをしました。

このタッチケアはママがおこさまにします。
おうちで、毎日続けることで、おこさまが動きやすい身体になってきます。

でも嫌がるときは、しません。ずっとしないかというとそうではなく、Ａちゃんが喜ぶ方法にかえて続けてもらいます。

触れることは、心を寄せること、手技だけにとらわれてしまうと、大切なことをおいてけぼりになってしまいます。

Ａちゃん、タッチケアが終わる頃に、おめめがとろーんとしていました。
帰りの電車ではぐっすりと寝てくれるかもしれませんね。